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S2Robot-example の実行方法

S2Robot-example の動作方法を示します。 S2Robot-example は、対象URLのリンクをたどり保存する、クローラの例となっています。

前提

S2Robot をビルドするためには Maven 2 が必要になります。

また、S2Robot-example を実行するためには、S2Robot が必要です。 S2Robot の jar ファイルはビルド時に Seasar 2 のリポジトリより自動で取得されます。 最新の S2Robot を利用するためには、以下の手順で、インストールすることも可能です。

$ svn co https://www.seasar.org/svn/sandbox/s2robot/trunk/s2robot/ s2robot
$ cd s2robot
$ mvn install

チェックアウト

SVNリポジトリからチェックアウトします。

$ svn co https://www.seasar.org/svn/sandbox/s2robot/trunk/s2robot-example/ s2robot-example
$ cd s2robot-example

ビルド

ビルドは Maven 2 で以下のコマンドを実行します。

$ mvn install

実行

run.sh を実行することで、クロールが開始されます。 第一引数が、クロール対象の URL、第二引数がクロールの深さになります。

第二引数は省略可能で、省略した場合、0になります。

$ chmod 755 run.sh
$ ./run.sh http://example.com/ 1

DB を利用しない場合

S2Robot のデータの保存先に DBを使わずに、動作させる場合は以下の変更を加えます。 デフォルトで s2robot-example は DB を利用しています。

以下が変更点です。pom.xml と app.dicon に変更を加えます。

$ svn diff pom.xml
Index: pom.xml
===================================================================
--- pom.xml     (リビジョン 52)
+++ pom.xml     (作業コピー)
@@ -96,7 +96,7 @@
     </dependency>
     <dependency>
       <groupId>org.seasar.robot</groupId>
-      <artifactId>s2-robot-db</artifactId>
+      <artifactId>s2-robot</artifactId>
       <version>0.1.0-SNAPSHOT</version>
     </dependency>
     <dependency>
$ svn diff src/main/resources/app.dicon
Index: src/main/resources/app.dicon
===================================================================
--- src/main/resources/app.dicon        (リビジョン 52)
+++ src/main/resources/app.dicon        (作業コピー)
@@ -3,5 +3,5 @@
        "http://www.seasar.org/dtd/components24.dtd">
 <components>
        <include path="aop.dicon"/>
-    <include path="s2robot_db.dicon"/>
+    <include path="s2robot.dicon"/>
 </components>

上記の変更をしたあと、ビルドします。